警察庁指定 重要指名手配被疑者
指名手配犯 | 小原勝幸(おばら・かつゆき) |
発生時の年齢 | 28歳 |
事件名 | 岩手17歳女性殺害事件 |
事件発生 | 2008年6月28日夜から7月1日午後4時 |
場所 | 岩手県宮古市内の山間部 |
被害者 | 知人の女性(17歳) |
動機 | |
手配犯の特徴 | |
懸賞金 上限額 | 300万円 |
備考 | 冤罪の疑惑あり |
小原 勝幸(おばら かつゆき)
1979年(昭和54年)生まれ
身長 170cmくらい
事件概要「事件名」
2008年7月1日、岩手県宮古市内(事件当時 下閉伊郡川井村)の山間部で、当時17歳の女性が遺体で発見された事件です。同年7月29日、殺人の罪で被疑者小原勝幸を指名手配し、現在も行方を捜査しています。
懸賞金 上限300万円
情報提供をお願いします!
岩手県宮古警察署捜査本部 0193-64-0110(代表電話)
捜査特別報奨金による公的懸賞金制度の概要(警察庁ホームページ)
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岩手17歳女性殺害事件(引用:Wikipedia)
岩手17歳女性殺害事件(いわて17さいじょせいさつがいじけん)は、2008年(平成20年)7月1日に発生した殺人事件。なお、被害者Bと同姓同名の人物が関係しているため、被害者をB-1、同名人物をB-2と記し区別する。
元警視庁警察官でジャーナリストの黒木昭雄は冤罪疑惑のある事件としている(後述)。
概要
2008年(平成20年)7月1日午後4時半ごろ、岩手県下閉伊郡川井村(現:宮古市)の河川で宮城県栗原市の高校生である17歳女性(B-1)の他殺体が道路工事作業員に発見された。
司法解剖の結果、死亡推定時刻は6月30日から7月1日であり、死因は頭部の外傷か首の圧迫とみられ、首を絞められ瀕死の状態となった後に橋から突き落とされた可能性が高いとみられる。事件直前の6月28日、B-1の知人の男性C(当時28歳)が彼女を電話で呼び出していた。
7月2日、Cが午前10時頃に知人へ「断崖からの飛び降り」を示唆する電話をかけた。翌7月3日に断崖現場からCが所持していた財布や煙草などの遺留品が発見されたが、遺体は発見されなかったため、偽装自殺と判断された。
7月29日、警察はCをB-1の殺人容疑で全国に指名手配した。事件の直後、自損事故を起こして放置されたCの車の中から見つかった血痕や遺留品の鑑定などから、警察は彼をB-1殺害犯人と断定し、公開手配した。10月31日、事件は捜査特別報奨金制度に指定された。
2010年(平成22年)6月30日、指名手配されている被疑者Cの父親は、国や岩手県に対して、指名手配の差し止めと損害賠償を求める訴訟を起こしたが、2014年(平成26年)4月11日盛岡地方裁判所は請求を棄却した。原告は控訴せず、決定は確定した。請求自体は棄却されたものの、盛岡地裁は指名手配のポスター等でCが「犯人」とする表記そのものについて「無罪推定に反する」と認定した。
Cは事件後消息を絶ち、2022年現在も公開指名手配されている。